開運と癒しをテーマに
易の64卦と爻を花押で表した神応易カード
生まれたきっかけをお話したいと思います。

このカードは、あらかじめ
計画して作ったものではなく、

思いもかけないことが
きっかけとなって生まれました。

そのきっかけが、
各カードの真ん中に書かれている
花押(かおう)です。

花押は日本独特のもので、
文字を図案化した特殊な署名です。

戦国時代の武将にとっては
花押を持つことは出世の証、
ステータスでした。



今でも、閣議の署名をする時、
閣僚は花押でサインをしています。

わたしは10年以上前に花押と出合い、
習いはじめました。

その先生が主宰する花押展が毎年開かれ、
わたしも一回目から参加しています。

2016年も
自分の「亜」という字の花押で
作ったキルトを出品しました。



この花押会は、花押をテーマにしていれば
手法は問わない自由な展示会なので

わたしは毎回、長年携わってきた
キルトで出品していますが

作品の大半は書で構成され、
すばらしい作品がずらりと並びます。



マインドブロックバスター時代の
インストラクター仲間であった
易者の高島祀龍さんが

この会場のすぐそば、西銀座で
お仕事をなさっているのを思い出して

「時間があったらいらしてください」
とお誘いしました。

それが、神応易カードにつながるとは
夢にも思わずに…

 

つづく